| 新聞あのね95号 2006年(平成18年)11月発行 1.住民と学生の共同作業に感服 “市民自治とわかりやすい行政”を語る上田市長 2.厚北が持つ高い文化的風土 これが全国大会銀賞の大きな要因 3. 『小学校の思い出』 H 厚別北小学校 教頭 川岸和則 4.晩秋の支笏湖公園線まで走る 3時間43分39.6k たすきがけマラソン 5.薩摩の銘焼酎一升瓶で百本ズラリ並ぶ 森林公園駅前の居酒屋「吉里吉里」 6.菅原哲さん(厚北3‐2)が総合優勝 2006年あのね友の会ゴルフコンペ 7.“笹刈り清掃登山繁盛記” 「北海道山の道を考える会」実施 ★・・・住民と学生の共同作業に感服 ・・★ “市民自治とわかりやすい行政”を語る上田市長 「地元の皆さんが(北星大の)学生さんと一緒になってサイクリングロードの落書き消しを行なっているというお話を聞いて感動しました」と語るのは、11月6日に行われた厚別タウントークでの上田文雄市長。区民の意見に耳を傾けながら、“わかりやすい行政”を語っていました。 ![]() はじめに副都心としての機能面の充実、安全と防災、健康促進といった活動に対して「市内で最も早くから住み良いまちづくりをめざしている皆さん方の活動は、まさに市民自治そのもの」と評価。 特に防災活動や生活環境の良化については「今私達の身近なところで何が問題となっているのか、いろんな情報をみんなで互いに共有しあう、そのことがわかりやすい行政につながるのでは」と力説。 そのためには、やはり地域での心のまとまりが重要であり、無関心無理解であってはならない。小さな悪を見逃せばそれがやがて大きな犯罪につながると喚起もしていた。 札幌市の大きな問題ともなっている国民健康保険の未納額問題については「基本的には現行の制度の中でいろんな角度から改善点をさぐりながら収納率向上に努めたい」と語る。 区内の公共施設一覧マップや施設利用料の有料化、除雪のあり方、駐車場不足なども質疑された。中でも施設利用の減免廃止については、市の厳しい財政からして協力願いたいとし、その代わりとして小中学校の学校開放の中で無料使用できる余地がまだありと回答、具体的には厚別北中学校の名があがっていた。 この市長と語る厚別タウントークは今回で4回目。当初の自己利益追求型討論から現状を見据えた「自分達の町全体の環境を考える討論会に質の向上が見られ嬉しい。ただ日本全体が右肩上がり指向が困難な中で、私達のこの札幌市も人口の減少、市財政の緊縮という現状の中で行政にも限りが見えてきてます。そこで自分達で出来ることは自分達の力の気概が大切になり、そうした面で厚別のみなさんの活動に期待してます」で締めくっていました。 ☆・・・厚北が持つ高い文化的風土 ・・・☆ これが全国大会銀賞の大きな要因 「部員ひとり対一つの楽器との出逢い、休日の猛練習、そして厚別北地域が持つ高い文化的風土、この3つが見事にマッチングして大賞に輝いた」と指導者は言う。厚北中吹奏楽部全国大会銀賞3つの要因とはいったいなんなんだろう、伺った。 10月21日、東京・杉並区で行われた全国中学校吹奏楽部全国大会、厚別北中学校吹奏楽部が、編成50名以下の部で銀賞に輝いた。大賞を勝ち得た要因はどこにあったのか、同部を指導する木田恵介先生(34)に伺った。 まず毎年25名近い生徒が入部する春先に、その1人の部員にどんな楽器が合うのか、これが最も重要で、その部員の歯型、唇、口型さらに性格を見抜いて、それに見合った楽器を与える。楽器の選択を誤ると、3年間の練習が無為なものに終わるからだ。 次に基礎的な楽器の技術と表現力を高めるための練習がポイント。練習時間は平日で放課後2時間半程度だが、土曜日曜の休校日には朝8時半から夕方5時6時まで、時には12時間も猛特訓にあてるという。やはり楽器に馴染むためだ。 そして受賞の最大要因でもあるのが、厚別北の地域が持つ音楽に対する文化的素性、文化的風土だと説く。 現在部員は一年生が29名、2年生が27名、3年生が22名いるが、その部員の背後には300人近くの家族が応援しているが、この吹奏楽部だけでなく厚北中の生徒が取り組んでいるあらゆる活動に対し、多くの住民が理解し協力するという厚別北地域に内在しているこの文化的風土こそが子供達の成長の大きな要因なのだと分析している。 ★・・・ 『小学校の思い出』 H・・★ 厚別北小学校 教頭 川岸和則 今は廃校になっている旭台小学校に昭和31年に入学しました。この学校は、まだ炭鉱が美唄市にあった頃、美唄炭山の旭台というところにあった小学校です。今では炭鉱が閉山し美唄炭山という街もありません。 旭台という名前から想像できると思いますが、学校は山の中腹にあり、とても坂の多い所でした。そのような所でスキーは自宅からすぐ滑ることができ、どこでも滑ることができました。ただ気持ちよくどこまでも滑ってしまってスキーを引きずって戻ってくるのに苦労したのを記憶しています。 そんな不便なところでしたが、小さな子供にとっては天国のようなところでした。学校帰り友達と川に行って泳いだり、学校近くの急な崖横にあった洞窟を探検したり、また野いちごやたけのこを取りに行ったりと小さな子供の自分にとっていっぱい冒険のできる楽しいところでした。数年前、小さい頃の想い出をたよりにこの地に行ってみたのですが、草ぼうぼうで旭台に行く道すらありませんでした。今見ると狭く小さな所ですが、子供の頃はとても広く感じた旭台でした。 ★・・晩秋の支笏湖公園線まで走る・・・★ 3時間43分39.6k たすきがけマラソン ![]() 予定より半年遅れであのね友の会たすきがけマラソンが11月3日に行なわれた。 若者不足、人数不足の中、9時にオアシス文化教室前をスタート、野幌森林公園を通り抜け道々江別恵庭線に入り、島松駅付近から広域農道を駆け抜け、正午頃には千歳市内に入る。 同市内36号線を右折し、支笏湖公園線に突入し春日公園からまもなくのコンビニをゴールに39.6キロ、3時間43分掛け走り通しました。 このランニングの精神は、One for All All for Oneであり、一方で“他人に厳しく己に優しく”がモットー。来年の参加者を今から募集している。 ★・・・薩摩の銘焼酎一升瓶で百本ズラリ並ぶ・・・★ 森林公園駅前の居酒屋「吉里吉里」 吉永酒蔵の『利八』、田崎酒蔵の『七夕』、神酒蔵の『いも神』、山元酒蔵の『蔵の神』、さつま司酒蔵の『龍門の滝』と、薩摩の銘焼酎がこれほど見事に一同に集まると但々驚きと言うしかない。 森林公園駅前にある居酒屋「吉里吉里」の入り口扉を開けるや否や、一升瓶におさめられたこれらの焼酎が否応なく目に飛び込んでくる。同居酒屋の経営主である小松水産が、古くからお付き合いのある九州の酒蔵元に依頼して取り寄せたものばかりだ。 さつま無双酒蔵の『さつま無双』もある。吹上酒蔵の『吹上』等々。まだまだある。『萬世』『小鹿』『大滝』『黒和』『千鶴』など、芋焼酎の愛好家に気の毒だからこのくらいにしておく。 これらの銘焼酎がどれも一杯380円で頂戴できる。むろんこれだけの焼酎がいつまでも提供できるわけはない。期間限定らしい。 、 ★・・・菅原哲さん(厚北3‐2)が総合優勝・・★ 2006年あのね友の会ゴルフコンペ あのねゴルフコンペ、今年も6ラウンド延べ122名が参加し熱戦が展開された。 最初のエルムカントリー戦では加藤弘さんが、次の石狩川江別戦で伊藤昭さん、グレート札幌戦で鈴木隆司さんが、さらに後半に入り太平洋クラブ戦で女性の鈴木久美子さんがネット63の好スコアで、5戦目の新千歳クラブ戦では菅原哲さん、さらに最終のアーレックス戦では木下修二さんがそれぞれ優勝。 この通算6回の戦績をあのねコンペ独自のポイント算出方法で総合成績を競った結果、厚別北3条2丁目の菅原哲さんが優勝し「あのね友の会という素晴らしいメンバーに恵まれ、楽しく愉快なプレーが出来た上に優勝も出来て嬉しい」と喜びの弁を。 準優勝には高橋竹次郎さん、次いで高橋恵さん、渡辺美身さん、青野馨さん、辻正雄さん、古椎貞夫さん、福山賢二さんらが上位陣に名を連ねていた。 ★・・・ “笹刈り清掃登山繁盛記” ・・・★ 「北海道山の道を考える会」実施 笹やぶで道が見えないから引き返してきたわ、という声を聞くや否や「北海道山の道を考える会」(小笠原実孝代表)の会員が直ちに出動し、笹刈りに入る。これまでの経緯とその行動をあのね取材班が追ってみた。 ![]() 山慣れした登山者ならわずかな踏み跡をたどってドンドン前に進むが、経験が浅い家族連れ登山者となると、背丈ほどある密集した笹やぶではどうしても行く手がさえぎられ後戻りせざるを得ない。 そこで登場するのが「北海道山の道を考える会」の笹刈り部隊なのだ。北海道の山愛好家300人から成る『北海道メーリングリスト』が母体となり2000年夏に結成、その秋さっそく荒廃が激しい空沼岳〜札幌岳間に目が向けられた。 2メートル程もある根曲がり竹の密集地帯に、ガソリンエンジン音を高らかにしながら笹刈り機で突入し殴り倒すように笹竹を刈っていく。 30m、50mと刈り取っていくうちに見る見る山道は1級ルートに様変わり。その爽快感は作業にたずさわった者にしかわからない。この爽快感、達成感が病みつきとなって翌年以降も無意根岳や余市岳へと続き、今秋のイチャンコッペ山へと続いているのだ。 2002年夏にはニセコ連山の各峰々を分担しながらゴミ拾いも行ない、さらに同会のメンバーで日高山脈の景勝地七つ沼カールの清掃登山なども毎年実施している。 この山の道を考える会の代表である小笠原氏(写真)は、空沼岳にある万計山荘のボランティア管理人の一人でもあり、同山荘の存続及び改修事業の第一人者でもある。 ![]() その小笠原氏から「地域の皆様方に支えられてこの新聞が続けられているとの事。私も万計山荘を愛する皆さんに支えられて活動しています。万計山荘はいつでも門戸は開放しています。ご家族や仲間同士みんなでドンドン遊びに来てください。新聞あのねも万計山荘も永遠に不滅です」とのコメントを頂戴した。 前号 トップ |