| 新聞あのね92号 2006年(平成18年)5月発行 1.残り雪 踏みしめながら 頂きへ 陽春浴びての山頂は至福の時 2.新顔です 部長さんも所長さんも校長先生も 共通は「地域の皆さんとご一緒に」でした 3. 九畳(条)の想い大切に守りたい 三浦綾子の夫・三浦光世さんが講演 4.『小学校の思い出』 E セブンイレブン厚別北店長・菅野光洋さん 5.急増する高齢者のひとり暮らし 厚別西地区200名突破 ★・・・残り雪 踏みしめながら 頂きへ ・・★ 陽春浴びての山頂は至福の時 今冬は雪が多かった。それゆえ春の山々は今なお雪に覆われている。頭上に目をやるとネコヤナギが芽を吹き、雪解けの道端にはフクジュソウやカタクリの可憐な姿も見られた。春の陽ざしを存分に浴びながら残り雪を踏みしめながら歩いた峰々の一つひとつに何かしら感動を覚え、生きる喜びさえ感じた。それは正に至福の時とも言えた。 ![]() 4月1日:日高連峰十勝岳。 翠明橋から西尾根に取り付くも1100m付近で断念。 そこで90分に及ぶ念入りな反省会。 4月8日:樽前山(1041m)。 苔の洞門から入り、林道で熊の新鮮な足跡に驚く。 風不死岳を左手に樹林帯を過ぎ急斜面を登りきると眼下に支笏湖が。 山頂にて仲間の古希を祝う。 4月14日 幌平山(718m)。 ポロピナイ手前の駐車場から春の深雪にはまりながらツボで登る。 隣りの恵庭岳、向こうの風不死を肴に酒宴は踊る。 4月18日 漁岳(1318m)。 尾根の稜線から見たエメラルドグリーンのオコタンペコが神秘的。 山頂は猛烈な風なれど遠くに羊蹄やニセコ連峰が。 眼前の恵庭岳が圧観。 4月23日 アンヌプリ(1309m)。 ニセコ連峰主峰の山頂は快晴。 目の前の蝦夷富士の雄姿がまぶたに残る。 五色温泉側へのスキー滑降が快適。 5月6日 浜益岳(1258m)。 浜益御殿から海原の向こうに積丹半島が浮かぶ。 山頂からは暑寒別、群別の秀峰が鎮座。快適な滑降に心が踊る。 広い雪原に何かしら感動を覚え、生きる喜びを知る。 (あのね山の会メモより) ☆・・・新顔です 部長さんも所長さんも校長先生も ・・・☆ 共通は「地域の皆さんとご一緒に」でした 「行政の立場に限界も」 厚別区市民部長:荘司 修さん 市役所に入って半分近くが福祉関係の部門にいましたので、どうしても高齢者や障害者といった人たちに関心が向かいがちになります。 特にお一人暮らしの方達に対して、とういった支援をしていったらいいのか、自分で避難することが困難な障害者に対しては、風水害時の避難対応はどうすれば良いのか、、、。 その対策にはやはり直接訪問してお話して対応していくしかないと思いますが、その際に本人のプライバシー尊重といいますか、立ち入って良い場合とそうでない場合があり、その辺の対応が結構難しいものがあります。 そうした場合に、行政の立場では限界があります。それをカバーしていただけるのが やはりお隣同士というか、地域の皆さんであり、町内会でもあると思うのです。 こんどはそうした皆さんと直接接触できる市民部という部署に就きましたので、地域の皆さん方と一緒になって高齢者福祉のあり方を考えていきたいと思っています。 「心のありようを大切に」 厚別北小学校校長:猪狩秀一さん ここ厚別北小学校は、児童数711名21学級(5月1日現在)と札幌市内でも数少ない大規模小学校の一つ。「やはり児童数が多いと学校全体に活気がありますね」と語るのは8代目の校長として赴任した猪狩秀一さん。夕張市出身の団塊の人でもある。 30数年間の教員生活で一番大切に感じることは「心の有りようでしょうかね。朝のおはようから始まって、感謝の気持ちをあらわすありがとうという言葉がキチンと出来る、その心、それが大事なのではないでしょうか」と語る。 教師といえども人間、時には教師と保護者の間で食い違いが生じるかもしれない。そんなときには「やはり児童の親御さん、さらに地域の皆さんからいろんな意見を伺って、そこで子供にとって最善なことは何かを考え、そのためには学校はいつも開放的であらねばと思っています」と。親と地域と学校の三者から成り立つ信頼関係の中で子供を育てていきたいと説く。 今年、同小学校は創立20年にあたる。10月13日に記念式典を行う予定だが「これを機に一層地域の皆さん方と一緒になって、学校教育のあり方を考えていきたいです」と抱負を語る。 厚別区にお住まいで通勤時間5分とか。ゴルフと釣りとお酒を少々嗜むらしい。 「地域への愛着精神で」厚別東まちづくりセンター:森下俊郎所長 九州は小倉生まれ、頑固一徹のキカン坊です。でも育ちは皆さんと同じ札幌ですから根は優しい男です。障害者の福祉環境をどうするかがこれまでの仕事でした。 今回は地域の皆さん方と直接ふれあい語り合うのが楽しみです。 この厚別東に住んでいる皆さんが、こうしたいな、あーしたいな、こうすればもっと良くなるんじゃないだろうかな等々、皆さんの想いを少しでもくみ取り、少しでも良い方向にとそんな気持ちです。 この地域に愛着を持っておられる皆さんとの心のつながりの中でお仕事をさせていただきたいと思っています。 「地域内の緑地化促進」 厚別西まちづくりセンター:北原良紀所長 北空知の秩父別町生まれです。これまでは緑化推進部という所にいまして公園の計画、設計などをするのが主な仕事でした。梅林でおなじみの平岡公園などの大きい公園から子供たちが遊ぶ小さな公園まで、様々な公園作りを行なってきました。 この厚別西地区では山本処理場をどう活用するかが話題になってましたね。一時はパブリックゴルグ場という話もありましたが、大規模なパークゴルフ場を作るという案も出てますね。 また現在、厚別西川付近にパークGの新設案も出てます。これは今年度予算化され、来年度から工事に入る計画にありますので、数年後には地域の皆さん方のパークゴルフ場としてお目見えになるかと思います。 いづれにしましてもこれまでの緑化経験を地域の皆さん方に生かせられるように、お役に立ちたいと思っています。 緑地というのは私達の暮らしにとって大切な要素であり、かけがえのない財産でもあります。地域内の緑地化が促進できればと思っています。 囲碁、スキー、お酒が趣味です。 ☆・・・九畳(条)の想い大切に守りたい・・☆ 三浦綾子の夫・三浦光世さんが講演 「物置倉庫の奥一画、そうですね、9畳ほどありましたでしょうか。そこが綾子と私の新居でした。皆さんとご一緒にその9畳(憲法9条)の思いを大切に残して行きたいですね」とユーモアたっぷりに語るのは作家・三浦綾子のご主人の三浦光世さん(82才)だ。 去る4月15日、森林公園九条の会主催の講演で、三浦綾子との出逢い、そして新婚当時の思い出を、平和の尊さと並行させながらの語らい。 病床で洗礼を受けた堀田綾子を初めて訪問したのは昭和30年6月とのこと。「愛するというのは、人を助ける強い意志をいうのですが、自分にもその意志が授かりそれを綾子に向けました」と。 同34年5月24日に旭川六条教会にて結婚式をあげる。綾子37才。光世35才。教会付属の幼稚園の小さなイスに腰を下ろして会費100円のお茶とケ−キの披露パ−ティだったらしい。 「日本はかって神国であり、天皇は現人神。従って日本が行なっている戦争は聖戦であり、たとえ不利になっても神風が吹き敵を一掃してくれる、それを綾子も信じて生徒達にそう教えていました」と戦争当時の綾子を語り、それが過ちであったことを知り教壇を去った綾子の心境も披露。 平和な暮らしの尊さを綾子との様々なエピソードを交えながら2時間ほど語っていました。 ★・・・ 『小学校の思い出』 E・・・★ 森林セブンイレブン厚別北店長・菅野光洋さん 私は1年から6年まで旭川の春光小学校で学びました。思い出はやはり運動会でしょうか。とにかく日が昇る前に、ゴザを手にして家から学校まで走り、校庭にそのゴザを敷く。ゴザの上で一休みしていると校舎の横から朝日が昇ってくる、あの光景がどういうわけか今でもよく覚えてます。 そして何と言っても運動会といえばバナナ。今では考えれれませんが、昭和30年代バナナはめったに食べられない果物。昼休みになり家族とゴザの上で食事、そしてデザートにバナナ!それがとても楽しみでした。 それと今でこそ先生が生徒をひっぱたいたら大問題になるでしょうけど、当時の先生は厳しかったですね。 特に5、6年生の担任がブルドックというあだ名の女の先生でしたが「女だからと、馬鹿にされるといけないからひっぱ叩きます」と親の前でも堂々と語り、また親達もそれが当たり前と思ってました。けんかも両成敗と言われ、双方よく立たされたり、ひっぱたかれたりしたもんでした。 ★・・・ 急増する高齢者のひとり暮らし・・・★ 厚別西地区200名突破 厚別西地区には65才以上の高齢者は約3,200人を数えるが、そのうちひとり暮らしの方は213名で、なんと高齢者の7%も占めていることがこのほどの調べで判明しました。 それによると同地区でのこれまで6年間のいわゆる独居者数は以下のとおり。 平成13年4月1日、180名。 〃 14年4月1日、198名。 〃 15年4月1日、206名。 〃 16年4月1日、210名。 〃 17年4月1日、213名。 〃 18年4月1日、205名。 18年の前年より8名減少は、逝去及び施設への入居によるもので基本的には増え続けている。 町内会別にみると、人口も高齢者も最も多い厚信会町内会が114名、次が森林公園パークハウス町内会の51名、森林公園町内会の20名、桜台町内会の11名、第二桜台町内会の6名、山本町内会の3名となっている。 特に森林公園駅前のマンション街での独居者51名は特筆される数字。同マンションの世帯数850軒のうち6%も占めている。 隣りの森林公園町内会が全世帯2100軒で20名にあるのに比して、マンションでの一人暮らしの方が人数もその割合も、圧倒的に多い。 一人暮らしの人にとって、戸建の家での暮らしは、除雪や維持管理面で非常に困難であることが実証されているわけだ。 戸建からマンションへの移住を含め、これからもマンションでの独居者は増加するものと見られている。 前号 トップ |