| 新聞あのね79号 2004年(平成16年)3月発行 1.みんなで育てよう ふるさとの桜 樹木医の橋場さん、桜並木の健康回復策を語る 2.判りやすい文書を書きたい 小野幌老人クラブ「さつき会」がつづり方教室開催 3.パン屋さんの「どんぐり」が厚別通りに開店 4.覚え書き(自分史)は手作りが一番 5.自主的なまちづくりに機能転換 「連絡所」が「まちづくりセンター」に変更 6.あのね友の会16年度行事決まる たすきがけリレーマラソンは5月15日 ★・・・みんなで育てよう、ふるさとの桜 ・・・★ 樹木医の橋場さん、桜並木の健康策を語る ![]() 1994年6月19日、厚別北の町民520名が、小野津幌川両岸に160本の桜を植えた。前世紀から今世紀にかけての大いなる遺産・桜並木。今、その健康が危ぶまれている。「桜の健康回復には地域の皆さん一人ひとりが、桜は自分が守り育てるのだという精神があれば、桜は元気で健康でいられます」と樹木医の橋場一行さん(67才)は語る。桜を守り育てるにはどうすればいいのか伺った。 植樹する3年ほど前の小野津幌川は、生活排水や投棄された不法物などで悪臭が漂い汚染されていた。 それを憂いた有志が、川の美化とふるさとづくりの一環で、この川の土手に桜を植えよう、という声が上がった。 町内会設立10周年の記念事業としても、20世紀から21世紀にまたぐ大いなるわが町の遺産づくりとして、小野津幌川桜並木構想が提案され、10年前に植えられた。 しかし、桜は繊細な樹木で、寒風と地形そして土壌の不具合などから思うように生育せず、その健康状態が危ぶまれ今日に至っている。 そこで町内会では長年林業に携り、林業技士であり樹木医でもある橋場一行さんに原因の究明とこれからの対応を依頼し要請した。 橋場さんは昨年12月に桜並木の健全性を調査した結果、桜の多くが何らかの病に侵されていることが判明。 そこで対応策として、橋場さんは次の改善策を挙げた。 まづ樹幹、枝の病害傷害箇所の削除。これには殺菌剤の投入と人工樹皮材の塗布作業が必要らしい。 次に土壌の改良。根径周辺の土壌を掘り起こし、改良剤を混入し埋め戻す土壌の改良作業が必要だと。 さらに再起不能の枯損木や衰退木は処分し、新しい樹木を植え替える、いわば再度の植樹作業も必要らしい。 こうした健康維持策には、費用も作業員も必要とされ、町内会ではそのための基金を設けたり、桜並木保存委員を設置し、その準備を既におこなってはいる。 が、橋場さんは語る。 「桜の健康維持にはお金も人も入用でしょう。しかし大事な事は、桜を守っていこうとする人、桜守り と言いますが、町内会の皆さん一人ひとりが、自ら桜守りになろうという気、その気があれば、桜もおのずと元気になり立派に育ちます」と提言する。 ☆・・・わかりやすい文章を書きたい・・・☆ 自分で感じたことを素直に書いてみたい、自分のこれまでの半生をありのままに書いてみたい。たとえ下手でもいいから、わかりやすい文章で書き残そう、そのために、つづり方教室を開いて勉強しよう、、。 厚別東にある小野幌老人クラブ「さつきの集い」(代表白石初男さん)が、毎月第1と第3火曜日、小野幌会館で、文章の書き方、まとめ方を学び合っている。 「さつきの集い」は昨年の5月、男性5人、女性8人で発足した。 講師には同じ老人クラブの仲間でもある植物学の理学博士栄花茂さん(64才)がかって出ているが「たとえ年をとっても、書くことに意欲を持ち、夢を語りあえるならば、いつまでも若々しい創造性豊な日々が送れるのでは、、、」で引き受ける。 最初は参考例を使って、文章の書き方、書くことの心構えの初歩から始めた。 次の段階で「家族」と題して800字以内の短編随筆をみんなで書いた。 その作品を栄花講師が添削し校正した後に、みんなで講評しあい、自作をみんなの前で朗読、自作への想いを素直に語り合った。 「添削し校正してもらったら、自分の文章が生き返った。書く楽しみがふえた」の感想が聞かれた。 その合間には、日本語と漢字の起源及び文章の構想・構成も学びあい、少しづつ書くことの抵抗をなくしてきた。 取材や調査、観察といった行動を通じて、見たり聞いたりしたことを文章にまとめる訓練もしている。 そうした作業をする上でパソコン技術も必要と、その使用方法も学ぶ予定だ。 さらにこれからは「故郷」と題したやや長文の随筆に挑戦し、小見出しをつけて、起承転結の手法も学びたい意向だ。 この集いの目的は、自分の身の回りの出来事を素直な気持ちで、ありのままに書く習慣をつけること、さらに、誕生から今日までの自分の半生を覚え書きとしてまとめ上げ、子供や孫たちに書き残す、そうした書き手にまで自分達を高めたいという意欲ももっている。 さらに「広く読書やマスメディア、科学、歴史にも感心をもってもらい、意欲や夢を持ち続ければ、その心はいつまでも青年であり青春であることを実証させたい」と講師の栄花さん。 代表の白石さんは「とにかく面白い。知的な欲求が自分たちにもあるということがわかった、そのことがとても面白く楽しい」と書く喜びを語っている。 ☆・・・パン屋さんの「どんぐり」が厚別通りに開店・・・☆ 厚別北4条5丁目の厚別通り角地に、生地から具材まで全て手作りのパン屋さんとして定評のある「鰍ヌんぐり」がお目見えする。 240坪の敷地に鉄骨造り一部2階建て70坪のお店・どんぐり森林公園店が、4月21日にオープンするのだ。 美園地区で開業した「どんぐり」は、南郷通り店に本店を移し、新札幌カテプリ内にも支店を有している。 3店目の森林公園店は、「これまで培ってきたノウハウに基づきながら、より安全でより健康な食品づくりをと考えていますが、さらに森林公園店ならではのこだわりとして、江別や南幌といった近郊農家で生産されている素材にちょっと関心を持った食品作り、そんなこだわりをもってみたいなと思っています」と野尻就二社長。 具体的には隣町で生産されている江別小麦をパンの生地として、また新札幌牛乳を具材として取り入れ、それらの効能を存分に生かした食品パンを作りたいとしている。 この森林公園店内には製造部門も設けられていることから、従業員も可能な限り周辺の主婦を採用し、40人体制で製造と販売にあたる。 絶えず焼きたてのパン180種類を用意し、家庭的で庶民的な店作りとする一方で、常に職人一人ひとりの個性のある新鮮でこだわりの持ったパンをつくる店にする意向が強い。 また店舗は茶系統のシックな造りで、周辺の街並みにマッチし、さらに多くの樹木も植えやさしい雰囲気をかもしだし、新たな風物詩として厚別通りを飾りそうだ。 ★・・・覚え書き(自分史)は手作りが一番・・・★ 自分の半生をつづる覚え書きの製作が静かなブームになっているが、その製作を「自分の手作りが一番いい」という人もいる。 通常は、専門のライター及び製本屋に依頼するのが一般的だが、そうなるとそれなりに経費もかかる。 そこで「この際、時間もたっぷりあることだから、覚え書き編集のためにパソコンを習い、デジタルカメラの操作方法も覚えて、製本のやり方もマスターしよう」と。 覚え書きには3つの作業が考えられる。 一つには書くネタを探してそれを文章にする作業。 二つ目には書いた文章をそれなりのレイアウトで構成し何ページかにまとめる。 最後に何ページかにわたった原稿を小冊子に綴じる製本作業がある。 「自分の記録帳として作っているが、その制作行程を自分で作るとさらに楽しくなるよ」と語っている。 ☆・・・自主的な町づくりに機能転換 ・・・☆ 「連絡所」が「まちづくりセンター」に変更 市内87の出張所及び連絡所が、4月1日から「まちづくりセンター」に名称が変わる。 これまでの行政と地域住民の橋渡し的な機能を脱皮し、多くの市民がそれぞれの地域での自主自立した町づくりに、積極的に参加できるシステム作りが、そのねらい。 各地域にある企業や商店主、NPOなど様々な団体との連携をはかりながら、その地域の課題、悩みといったものを出来るだけ自分たちの手で解決し対処してもらおう、そのお手伝いをこの町づくりセンターが行うというもの。 そのための集いの場、語り合いの場として情報交流スペースの設置、さらにその活動の母体としての「まちづくり会議」の立ち上げも予定している。 ただこれまでの連絡所と各町内会団体との持ちつ持たれつの関係がどこまで払拭できるか、さらに横のつながりの希薄化の中で、各団体がどこまで連帯が図れるのか、まちづくりセンターの機能が理解され実行されるには多少の時間もかかりそうだ。 ★・・・ あのね友の会16年度行事決まる ・・・★ たすきがけリレーマラソンは5月15日 様々な活動を通して、お互いの気心が通じ合い、そして助けあおうという「あのね友の会」、その16年度活動計画が決まりました。このほかにも毎週水曜日午前の「囲碁」、同日午後の「パークゴルフ」、さらに随時行われている山仲間による山行。また日常的に行われているメール交換なども実施されている。 また支笏湖までの往復120`のたすきがけマラソンは5月15日にスタートする。また月例会ではテーマを設け勉強会もしている。 あのね友の会16年度行事詳細はこちらへ 前号78号 トップ 次号80号 |